転職

転職できない!? 社内ニートが転職を足踏みする理由

会社に来ているのに、一日中仕事がなくてぼーっと時間が経つのを待っているだけの”社内ニート”

会社内で同じ社内ニートの同僚と

「社内ニートは椅子に座っているのが仕事だよね。」

なんて、笑えない冗談のようなことを言っていました。

さて、社内ニートから脱出する一つの手段として”転職”が挙げられます。自分の努力ではもうどうすることもできない状況まで追い込まれたときには、その環境を変えることが一番です。

社内ニートになる原因は様々ですが、その原因が会社側にある場合に、すでに完成された組織が簡単に改善することを期待することは難しいからです。

しかし、社内ニートという名の「ぬるま湯」に頭までどっぷり浸かっている人は、なかなか転職の一歩を踏み出せることができません。

ここでは、なぜ社内ニートが転職に二の足を踏んでしまうのか、その理由をいくつか考察しています。

「今の方がマシ」だと思う

毎日泣きそうになるほど暇すぎて辛いけど、
転職して激務のブラック企業に行くぐらいなら「今の方がまし!」と思ってしまう一種の社内ニート病です。
なぜなら、社内ニートとは
 
 ・定時にまっすぐ家に帰れる
 ・なんのためらいもなく有給休暇を取得できる
 ・職場の環境もゆるくて甘い
 ・責任のある仕事も任されない
 ・仕事をしなくても怒られない

これを見る限り、手放すには惜しい圧倒的ぬるさですよね。
特に前職でブラック企業に働いたことがある人なんかは「またあの時の地獄には戻りたくない、、、!」という感情が心の底から湧き上がってきます。

実際、転職してみないと転職先の会社がどのような環境なのかは分かりません。
しかし、これだけは言えます。
「転職したら今よりも忙しくなることは確実!!!」

そんな思いで転職に二の足を踏む人が多いです。

働く体になっていない

これに関しては、本当に甘ったれた戯言なのですが。
 
仕事中にインターネットサーフィンをしたり、自身の携帯をいじるなんてことは、
普通の会社ではありえませんよね?
しかし、一旦このようなことが普通となり楽な環境に慣れてしまうと
少しでも仕事が回ってきたときに、たちまち「めんどくさい」という気持ちに支配されます。

 

慣れって本当に恐ろしい。

このままではいけないことは分かってはいるのに、身体はこの楽な環境に慣れてしまっている。転職すれば今よりも多くの仕事をこなさなければならない。
 

そう思ったとたんに「もうしばらくは、この環境でも良っか!」なんていうことになってしまうんですね。

 

はぁ、ダメ人間に墜ちていく。

履歴書に書くことがない!!

ついに覚悟を決めて、転職しようとなったときに用意するのはそう

「履歴書」と「職務経歴書」です。

任された仕事がないために、現職での実績はおろか職務内容ですら書くことができません。
履歴書に誇張した経歴を上手いこと書き換えたところで、それは本来の自分の能力や実績はありません。
面接官に突っ込まれたらすぐにボロが出てしまうでしょうし、もし採用が決まったとしても現場で前職の経験を生かすことは出来ません。
 
なぜなら、身についた能力(スキル)が一つもないから! 

「せめて、何か一つでも良いからこの会社で成し遂げたことを作ってから辞めよう!」
と、またいつ実現するかも分からないゴールの見えない迷宮にまた迷い込むのです。

転職して働くという恐怖


偽りだらけの履歴書と職務経歴書を携えて、いざ面接にまでこぎつけたとしましょう。

管理人はじみが社内ニート中に受け面接までこぎつけた貴重な会社の面接会場は個室ではなくオープンオフィスの一角でした。

面接官を待っている間に、鳴り響く電話、人々の打ち合わせの声、
会議を始める合図、文字がびっしり書かれたボードetc…

その時に思います。「無理!!!!!」
圧倒的に仕事に対する免疫力が無くなった自分に気が付くのです。
 
「こんな毎日暇している自分を誰が雇いたいと思う?」
「絶対転職しても使い物にならないだろ自分」

普段、会社からは透明人間のような扱いをされているため、
人事の方と話をするにも萎縮してうまく話すことができません。

社内ニート生活が長くなると、
誰からも必要とされていない”孤独感”
誰の助けにもなれないという”無力感”
そういったあらゆる事が、自尊心を低下させ自信がない自分が面接を面接でさらけ出してしまうのです。

絶望的な気持ちになる

社内ニートになると、1カ月目、3カ月目、半年と定期的に転職したくなる時期が訪れます。

転職を考え始めた時期から、転職サイトの閲覧が朝の日課になります。
 
しかし、様々な求人サイトに載っている求人情報を見ると
 【とある求人サイト】
 〇〇経験 〇年
 〇〇経験 〇年優遇

今自分が働いている業種を探してみると、立つはだかる経験〇年の壁。
自分と同じような部署で働いている人達は着実にスキルアップをして、
スキルアップのための転職をするんだと思うと居たたまれなくなります。
自分が社内ニートで過ごしていた年月が重くのしかかります。

もちろん、「自分がしたいこと」「経歴が特に必要のないところ」など条件を気にしなければ、職はいくらでも見つけられることができるでしょう。
しかし、今のご時世正社員で雇ってくれて、
何のキャリアもない自分が今変わらない条件で転職できるのでしょうか。

もう決して若くない年齢。何かを新しく始めるにはむしろ遅い年齢。

こうやって悩んでいる間にも、無情にも時間は流れていきます。
そう考えると絶望的な気持ちを味わうことになるのです。

さいごに

社内ニートになるのなら転職するのは早めにすることをお勧めします!
 
「3年間働いたら・・・」
 なんて思いますが、この会社で3年働いたところで得られることはあるのでしょうか?

「転職回数が増えるのはちょっと・・・」
 なんて思いますが、この会社どうせいつかは辞めるんでしょ?

事務員はじみの会社では、まともな人ほど早々と会社に見切りをつけて辞めて行っていきました。
会社に見捨てられるのではなく、こんな会社見捨ててやったぞ感。
社内ニートを卒業していく先輩たちの背中、かっこよかった。

社内ニートという環境に溺れ、身動きが取れなくなるまえに、
自分の気力がまだ残っているうちに転職をすることをお勧めします。