転職

タイプ別【社内ニートになる6つの理由】

はじめに

「会社にいてもすることがない!誰かここから助けて!」

毎日会社に出社してもやる事がない。一秒でも早く帰りたい。

経験や知識が一番身につくであろう20代、30代にキャリアに結びつきもしない単純作業や暇つぶしに仕事の大半を充てている社内ニート。

そんな地獄のような日々を送っている社内ニートが増える原因は一体何なのでしょうか?

ここでは、社内ニートの様々なタイプと社内ニートに陥る経緯や原因をまとめてみます。

もしかしたら、あなたの身の回りにも存在しているかもしれない、社内ニートの実態を考察します!

社内体制が整っておらず社内ニート

会社の教育体制が不十分のため、新人教育をまともに受けられない新入社員が社内ニートになってしまうパターンです

■新入社員Aさんの場合■

新入社員Aさんは会社Bに新入社員として入社。入社してまもなく、上司からAさんに仕事がふられます。

「とりあえずこの資料を読んでおいて。」
「業界の動向を調べておいて。」

Aさんは一生懸命資料を読み、業界の動向などの資料も自分なりにまとめて資料提出したりなどしていました。

しかし、いつまで経っても先輩から何かを教わる気配もなければ、仕事を振られる事もなく放置されます。

たまに思い出したかの様に仕事を渡されるのですが、1時間か2時間で終わるような簡単な仕事ばかり。

上司や先輩は忙しくしているのにどうして?   

新入社員として入社したら、様々な研修制度をうけながら現場の経験を積んでいく。これが本来の会社のあるべき姿ですよね。

しかし、研修制度の機会が与えられずいつまでも仕事を任されることなく放置されるケースがあります。

大手企業は研修制度がしっかりとしている場合が多く、研修制度が不十分な中小企業によく見られる現象です。

  • 新人に教える暇もないぐらい忙しい
  • 優秀な社員の流出により、社内で教えられる人がいない
  • 社内の教育制度が整っていない

これらの理由から、新人教育にまで手が回らずに新人社内ニートを生み出してしまいます。新人に関わらず中途採用(特に未経験の職種)の場合も、研修制度が整っていない会社の場合は、このような社内ニートに陥る可能性が高いです。

スキルが身についていない新人に任せられる仕事はありません。
しかし、新人に教える時間がないくらい忙しいのであれば、まだ救いはあります。なぜなら仕事がそこにあるからです!

このような場合は一時的な社内ニートである可能性が高いです。自分でも仕事を覚え始めて行けば社内ニートを回避できる可能性が十分にあります。

■新入社員Aさんの場合 続き■

相変わらずすぐにでも終わる単純仕事ばかりを続けているAさん。

ある日、まったく経験のない仕事をふられます。説明もないし、研修でしかやったことのない仕事に、どう対応して良いか分かりません。

当たり前のごとく、自分のスキルがまだ未熟のまま仕事を任されたところで、満足のいく結果を出すことが出来ません。それどころか、仕事も遅くミスも連発してしまいます。

自分のスキルが身に付いていない状況では、当然任される仕事も無いですよね。さらに、自分のスキルがまだ未熟のまま仕事を任されたところで、満足のいく結果を出せることが難しいでしょう。

失敗やミスによって「使えない人間の烙印」を押され、さらに仕事を回されることが少なくなるという負のスパイラルが完成します。

このようなタイプの社内ニートの場合は、現場の先輩は忙しく働いているのに、どうして仕事を任されないんだろうと無力感にうちひしがれていることでしょう。

自力でのスキルアップを目指して、自分から能力を上司にアピールしてみましょう。自分から積極的に仕事を覚えに行く姿勢が大事です。

ミスが多く、仕事も遅い、社内で孤立社内ニート

仕事を任されていても単純なミスを繰り返したり、仕事のスピードが遅かったり、仕事をまともに取り組まなかったりと、本人の仕事に対する姿勢そのものに問題がある場合です。このような人は周りからの信頼を失い、孤立してしまい社内ニートとなる場合が多いです。

■会社員Bさんの場合■

会社員Bさん、入社してからまもなくは単純な作業を任されていました。

しかし、仕事を任されても満足のいく結果を出すことができません。それどころか仕事も遅く、ところどころミスも目立ちます。

「この人に仕事をふってもロクなことがない。自分の仕事が増えるだけ」

と失敗やミスによって「使えない人間の烙印」を押されてしまい、だんだんと仕事が振られることが少なくなります。

人によって理由は様々ですが個人の資質により会社から干されてしまうのも社内ニートの一つの原因です。

  • 仕事が遅く、ミスも多い
  • 指示待ち人間
  • 人間関係を壊した
  • コミュニケーション能力が低い
  • 仕事中の態度が悪い

 これらの理由から同僚や上司に煙たがられると社内で孤立してしまい、最終的には「あの人は仕事ができない」という噂を社内で流される原因になるでしょう。このケースの場合は、自分の行動を見直さない限りどの会社にいっても社内ニートとなる可能性が高いです。

一度失った信頼は取り戻すことが難しく、自分の姿勢そのものを変える努力、そして自分は変わったんだというアピールをしていかなければなりません。

しかし、このパターンはそもそも仕事を振られていないだけで会社自体には仕事がある救いのある社内ニートだといえます。自分から積極的に仕事に取り組んで信頼を取り戻し、仕事を掴み取れれば、社内ニート脱出が可能です!

仕事が早すぎる、優秀社内ニート

 逆に仕事が早すぎて、次のタスクが来るまでは社内ニートをせざるを得ない優秀な社内ニートも存在します。もちろん次の仕事が無いということは会社としての全体仕事量が少ないということは大前提ですが。

■会社員Cさんの場合■

会社員Cさん。今日も仕事を上司から振られました。

期日は10日ですが、Cさんなら3日で終わらせられるぐらいの仕事量です。

思った通り3日で全ての仕事をし終わりましたが特に上司に「終わった」という報告はしません。それどころか、仕事がまだ終わってないよアピール、仕事があるから話しかけないでオーラを発散させます。

このようなタイプは、タスクが終わったとしても、自ら進んで仕事を求めるということもなく、淡々と業務をこなした後は、自分の時間を有効につかっている場合が多いです。

特に出世や給料アップといったことに興味はなく「別に仕事なんて忙しくなくていい。有給休暇も問題なく取れるし。」と、このゆるい環境を好み自分の時間を大切にします。

  • プライベートが充実している人
  • 仕事よりも趣味や好きなことを優先的に考える人
  • 前職がブラック企業からの転職の人
  • 副業を考えている人、または実践している人

これらのタイプ「給料はそこそこもらえれば良いから、とにかく休みが取れるところ」などホワイト企業指向が強い傾向にあります。

優秀社内ニートタイプの人たちは、とことん自分の道を突き進むのが良いでしょう。

会社に見捨てられたのではなく、働かなくても給料がもらえるというその環境を最大限に利用して、自分の好きなように社内ニート生活を満喫することができます。

基本的に作業が効率的のために会社の今の現状をいち早く把握して、ここに自分のする仕事はないと判断すれば、自分の役割のみを淡々とこなしていくと同時に、空いている時間を利用して、資格の勉強や副業など自分にメリットのある社内ニート生活を満喫します。

自分の適性に合っていない、残念な社内ニート

会社に正当に評価されていない社内ニートです。能力はあるにもかかわらず、自分の能力が発揮できるような場所にいないために、飼い殺しのような状態にされている場合です。社内ニートの中には能力の高い人も多いようです。

■会社員Dさんの場合■

中途採用Bさんは会社Dの新規事業チームに中途採用されました。

自身の長所を生かして、新規事業企画やローンチの準備に忙しい日々を送っていました。

しかし、ある日いきなり上司から新規事業の一時中止を言い渡されます。

わけもわからないままマーケティング部署へ異動。無理やり配属されたような部署で肩身の狭い想いをしながらも業務を一通り覚えて行きますが、Bさんに与えられた仕事はほとんどありません。

  • 転職をしても思っていた業務と違っていた
  • 新規プロジェクトが解散になって異動した

これらの理由から、上司に相談してもいずれは希望の部署に異動してやるなどといった甘い言葉を吐かれて、いつになるとも分からない機会を待つ飼い殺し社内ニート。心のどこかで、この会社に自分の輝ける場所があるという一縷の希望にかけて会社に居座るパターン。

仕事が出来ないわけでも、やる気がないわけでもない。ただ、自分の適性に合っていない場所にいるだけです。

 このような人は、自分の適性にあった職場であるのか一度考えてみると良いでしょう。仕事に関しての情熱もまだ残っているので、この社内ニートという「ぬるい環境」が我慢ならない人は、早々に会社に見切りをつけて転職する人が多いです。基本的に能力の高い人が多いため、意外とすんなり転職先が見つかったりもします。

仕事の量が少なすぎる、生粋のエリート社内ニート

会社自体の仕事の量が圧倒的に少ないがために社内ニートになる場合です。お待たせしましたこれこそ真の社内ニートです。圧倒的自由を手にする代わりに、人生における大切なものを失う大社内ニート航海時代が幕を開けます。

■会社員Eさんの場合■

今日も毎日2、3時間で出来る仕事を毎日続けるEさん。

だんだんと先輩に「何か手伝えることはないですか?」と質問する回数も減ってきます。

何を聞いても「特に無い」という答えが返ってくるからです。

毎週提出している業務報告書に書く内容もいつも同じ。2~3行ほどで終わる業務内容を上司は見ているにも関わらずこの状態を放置しています。
そして、1カ月もしたぐらいで気が付きます。

「あ、この職場に本当に仕事は無いのだ。」ということを。

そもそも会社の仕事量が少ない&人手が足りている場合、先輩にしてみたって今の自分の仕事を回したら自分の仕事が無くなってしまうので、仕事を振ってくれるわけないですよね。

基本的に上司も先輩も暇なんです。しかし、何もしようとせずに今の状況を黙認しているのです。

世間の人々は「仕事は自分で探すもんだ。」と言われるかもしれません。しかし、大きな声で言いたい「ないものはないんだ!」ということを。無い袖は振れることはできません。

基本的に世の中に蔓延る社内ニートはほとんどが会社全体の仕事量が少ないために社内ニートになってしまっている人たちです。今まで紹介してきた社内ニートは、救いのある社内ニートであったり、すぐに脱出が可能な社内ニートです。

社内に本当に自分の仕事が無いと気が付いた時に、圧倒的自由で地獄の社内ニート生活が始まるのです。

このような状態になってしまったら、社内ニートを脱出するのは非常に難しいと言えるでしょう。「めっちゃ楽で良いじゃん」なんていう言葉は社内ニート1ヵ月もしてきたら言えなくなります。ここからの社内ニート生活をどう過ごすかで、今後の人生が変わってくると行っても過言ではありません!!

上司のマネジメント力が低い、上司との折り合いが悪い

上司との折り合いが悪かったり、上司が上手く仕事を振り分けられないせいで社内ニートに陥るケースがあります。

■新人社員Fさんの場合■

周りは忙しそうに働いているのに、自分は1日中席に座っていることに対して罪悪感が湧いてきます。自分がもっと能力があればと自分の無力感を嘆く時期。

しかし、上司は上司でこっちに一切情報共有をしてくれない。

最近会議をやったのはいつからだったか?

さらに上司からは話しかけるなオーラが漂っています。

本来は上司が現状の仕事配分をしっかりと振り分けるべきです。しかし、まったく情報共有をしてくれなかったり、お気に入りの部下にだけ仕事を振るなど上司との折り合いの悪さから孤立させられてしまうことがあります。

上司との折り合いが悪い場合は、自分のプライドが邪魔して「仕事をください」ということが出来ません。

このような場合は見極めが必要です。

  1. 上司と折り合いが悪くて仕事を干されている場合もともとの仕事量は確保されていますが、それを自分にだけ回されていないのだとしたら、さらに上の上司に相談するなどして仕事を別の場所から振ってもらうか、もしくは部署異動を願い出るかです。
    なかなか一度関係が悪化した上司との仲を改善させることは困難です。環境を変えることを最優先にしましょう。
  2. 上司のマネジメント力が弱いたくさん仕事があるにはかかわらず、自分の能力がまだ不足しているせいか、優秀な一部社員に任せきりにしてしまったり、そもそも自分が抱え込んでしまったり、情報共有がなされなかったりと、とにかく上司のマネジメント力が弱い場合は、どうしようもできません。
    自分の仕事だけに専念するか、上司との良い関係を作り出し仕事を回してもらうほかありません。
  3. 上司が振る仕事そのものがない。上司から話しかけるなオーラが出ていたり、何か手伝いを申し出ても情報を一切共有してくれなかったり、会議を設定しないなどとなると危険信号です。
    本当に仕事そのものが無い可能性があります。最悪の場合は、社員をクビに出来ない代わりに、仕事を回さないことで自ら希望退職をさせるように仕向けている場合です。

さいごに

一口に社内ニートと言っても、たくさんの事情があります。

自身の勤務態度が悪くて自然と社内から孤立し、仕事が振られなってしまう人は自業自得です。しかし、勤務態度も問題なく、任された仕事はしっかりと責任をもってこなしているにも関わらず、会社に仕事がないために社内ニートに陥るケースもあるのです。

それでも、「仕事が無いなら自分で作り出したい」とわずかな望みをもって今日も会社で五里霧中で働いている社内ニートがたくさんいます。

もしこの中に当てはまる社内ニートの方がいらっしゃったら、是非参考にしてみてください!